製造業の年末年始休暇は長いもので今年も10連休を頂きました。人は時間があるとロクなことを考えないもので、今日は前から疑問だった動物園の人気者カピバラについて考えてみました。
■カピバラと触れ合ってみた
動物園の人気者カピバラ。見るだけならいろいろなところで見れるのですが、触れ合えるところは意外と少なかったりします。首都圏では、市原ぞうの国(千葉県)と那須どうぶつ王国(栃木県)で実際に触れ合うことができます。
どのカピバラが美しいと感じるか?
ちょっとオタクっぽい真面目な話をします。ネズミの仲間(げっ歯類)の中で最も大きいカピバラですが、動物園では子どもから大人まで大人気です。人気の秘密は大人しい、動きが緩慢等あると思いますが、写真で見ただけでも何か惹きつけられるものがあるような。。。
ではいきなりですが、次の3枚の写真のカピバラのうちどれが一番美しいでしょうか。直感で構わないので一瞬記憶にとどめておいてください。
黄金比とは
<">ところで黄金比という言葉を聞いたことがありますか?その発祥は古代ギリシャで、人間が美しいと感じる比率のことを言います。身近なところでは画面や名刺の縦横比などですね。その比率はで表されます。線分を一点で分けるとき、長い部分と短い部分との比が、全体と長い部分との比に等しいような比率。1対1.618をいう。古代ギリシャでの発見以来、人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、美術的要素の一つとされる。外中比。中外比。
(出典;小学館デジタル大辞泉)
方程式の解の一つで、その値は約1.6です。よく数学の題材としても使われています。
正五角形にみる黄金比
実は幾何学的な図形である正五角形は黄金比にあふれています。どこが黄金比になっているのでしょうか。
実は絵では描き切れないくらい黄金比に溢れています。例えばこんなところですね。正五角形を構成する三角形のもつ角度、108°と36°は黄金比に関連する角度であると言えます。
カピバラに黄金比を見出そう!
では先ほどの3枚のカピバラをもう一度見てみましょう。
こんな風に見えるとあなたも黄金比マスターです(笑)。
左のカピバラさんは鼻の角度が黄金比に由来する108°となっています。真ん中のカピバラさんは鼻下と鼻上の比率が黄金比になっています。右のカピバラさんはその両方です。何となく一番右のカピバラさんが美しく見えてこないでしょうか(笑)。
カピバラは色んなアングルで黄金比が登場する数少ない動物です。人気の秘密は黄金比にあるのかもしれませんね。
きっかけは読書、書に親しもう!
2018-19年の年末年始に読んだ本のマイベストはこちらです。仕事をしていると説明が求められますが論理的な説明で行きつく先は同じ、これからのビジネスには美意識が必要とされるという主旨です。内容も新書にありがちな軽薄なものではなく、何回か繰り返し読みたくなるけど気軽に読めそうな適度に骨のある本です。
この本を読みながら今まで見てきた美しいものを想像していて思いつたのがカピバラでした(笑)。与太話としてカピバラさんを紹介しましたが、こんなところにも美意識とリンクするインスピレーションがありました。
ロジックだけでなく美的センスからのインスピレーションは、仕事や投資でも大事にしていきたいものですね。
2017-18年は企業経営に関する本がマイベストでした。長期休暇では本屋で書籍をじっくり選別できるので、良書を熟読することができます。年数冊しか読まない方、かつSnowゆうぞうのチョイスでも良いという方は是非どうぞ。
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