男性は1年間に5~6回、女性は1年間に4~5回美容院を利用していると言われています。ヘアカット代の支出もバカになりませんね。
身なりに関わるだけに節約しにくい散髪代をギュっと節約する方法を紹介します。またQOLを下げたくない貴方には、美容院を賢く利用して時間とお金を節約しましょう。
ヘアカット費用は年間2~3万円
美容院の年間利用金額は女性平均で28,749円、男性平均で22,060円となっています(リクルート、美容センサス2018上期)。一般的な収入だと手取り収入の0.5~1%程度はヘアカットに使っていることになります。床屋で散髪しているという男性の場合でも、理容院(いわゆる床屋)では年間平均15,107円です。そこそこ無視できないくらいの金額ですね。
散髪費用を節約する3つの方法
人間らしく生活するうえでは避けて通れない出費のヘアカット費用を上手く節約する方法が3つあります。
最安はセルフカットだがデメリットも…
セルフカットの特徴とメリット
最も安く済ませるならセルフカット一択です。はさみと櫛、必要に応じてバリカンを買ってしまえばあとは一切費用が掛かりません。主に男性向きの方法だと思っています。
もともと短髪が好みだったり、髪が薄い等の事情で丸坊主で構わないという方に最もおすすめできる方法です。バリカンを使えばきれいにカットできます。高校の頃、自分でやったこともありますが、お金は節約できます。
セルフカットのデメリット
セルフカットには重大な問題があります。それは失敗したら取り返しがつかないこと。学生ならまだしも社会人で失敗したヘアスタイルを長期間曝すことは、最悪の場合社会的な信用の失墜にもつながります。営業さんが失敗した髪型で売り込みに来ても、ちょっと引きますよね。。。
セルフカットの上手な使い方
工場勤務で通勤時は帽子、勤務時間はヘルメット着用で社外の人と会わない方にはおすすめできる方法です。
あとは前髪だけ邪魔だけど散髪するのはもう少し先でいいや、なんて方にもお勧め。前髪を少しカットするだけなら失敗のリスクも低いですし、散髪の間隔を2か月⇒3か月に伸ばせるというメリットもあります。こちらは女性でも簡単に実践できますね。
1000円カットで大幅節約可能だが…
1000円カットの特徴とメリット
散髪で節約したい人にとっての有力な選択肢である1000円カット。1990年代後半から現れた方式ですが現代ではすっかり知名度も上がりましたね。
特徴は言うまでもなく、早くて安いこと、です。
散髪に時間を掛けたくない、面倒だからさっさと終わらせたいという人にとっては魅力的なヘアカット方法ですね。髪型にはこだわりがないしとにかく短く切ってくれればいいよという方にはおすすめできる方法です。
1000円カットのデメリット
最大のデメリットは、髪型には拘ることができないこと。1回だけ利用したことがありますが、スキバサミではない普通のはさみでバサバサ切られます。何も知らなかった僕は正直引きました…
冷静に考えると1000円カットは短時間で終わらせるからこそ実現できているのです。細部まで丁寧にカットすると1時間くらいはかかりますよね。美容師のような専門職の方を時給1000円で働いて頂くのは常識的に考えて無理があります。しかも最近は1000円カットといいながら1300~2000円くらいするお店も増えてきています。
またタオルとかがクサイです。所謂「床屋臭」ですね。そういうものだと割り切れる人はいいのですが、僕にとってヘアカットの時間は何もしなくても良いくつろぎの時間。ですが1000円カットはとにかく1秒でも早く出たいという感覚になりました。ヘアカットが貴重なくつろぎタイムの人には絶対にお勧めしません。
貧乏でどうしようもないなら仕方ありません。しかし当ブログの読者層である結婚適齢期のアラサー世代には個人的におすすめしません。著しくQOLを下げます。
理容院・美容院をオトクに使う
✔理容院・美容院は貴重なくつろぎタイム
一番お金がかかる理容院・美容院ですが、この選択肢を変えるつもりのない人も多いでしょう。席でゆったりと美容師さんにカットして頂き、気持ちの良いシャンプーでリフレッシュというのは至福のひとときです。
そんな理容院・美容院の唯一のデメリットは、お財布に優しくないこと。お安いお店でも3000円くらいしますし、腕のいい美容師さんはちょっとお高かったりします。そんな美容室をオトクに使うサービスがあります。
①Hotpepper Beauty
一つ目は飲食店クーポンでお馴染みのHotpepperの美容院版です。僕はサービス開始直後の2011年からずっと利用しています。
リクルート社が提供しているサービスで、Pontaポイントが付きます。しかもカード発行など面倒な手続きは一切不要。マイページで勝手に貯まっていきます。もちろんPontaカードをお持ちの方はアカウントの紐付けも可能です。
Pontaポイントは個人的にちょっと使いにくいと思っていて僕はPontaカードを保有していません。しかし定期的に使う美容院をHotpepper Beautyから毎回予約するだけでポイントが貯まります。ポイントは2%なので、1人あたり年間400~500円程度は節約になります。また貯めたポイントを次回の美容院予約時に使えるので、お得な割には面倒くさくありません。美容院で楽天カード決済すればポイントを2重取りすることもできます。
しかも24時間、いつでも好きな時に予約可能。こんなイメージで都合の良い時間を選ぶだけ。指定時間に訪問すればOKで、待ち時間もほとんどなく時間を有効利用できます。電話で予約したりお店で待ったりする必要がなくなります。
前日までの予約がお薦めですが、空きがあれば当日の予約もOK。しかも予約日前日まではネットからキャンセルや日程変更が出来るので、毎日が忙しくて予定が読めないあなたにもピッタリ。
加盟店も多いので、普段利用しているお店があればネットから予約してみましょう。また今使っている美容院がしっくりこない方、転居等で新しい美容院を探している方は、こちらで探してみると良いでしょう。
僕は大学・仕事の都合で短期スパンで美容院を変えざるを得なかったのですが、経験上満足度の高いお店に出逢える確率が高いです。口コミ機能もあるので、ある程度セレクションがかかっているのかもしれませんね。美容院探しに苦労する地方でも加盟店が多いのも嬉しいポイントです。
②楽天Beauty
楽天カードや楽天市場でお馴染みの楽天も2018年よりサービスを開始しています。こちらはまだサービスが開始されてから日が浅いのですが、加盟店に利用したい店舗があれば是非利用してみましょう。
こちらは楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)で+1倍の対象となっているのも嬉しいポイント。田舎の加盟店はまだ少ないので僕は使ったことがないのですが、おすすめできるサービスです。是非お近くの美容院を探してみましょう。
QOLを保ちながら節約しよう
資産形成のために不要な支出をカットすることは必要ですが、やり過ぎるとQOLを損なうという本末転倒なことになってしまいます。
単なる節約は意外と効果が薄く長続きしません。ヘアカットのネット予約は、散髪代の節約だけでなく待ち時間の短縮にもつながります。世の中にあるサービスをうまく活用して、賢く節約しましょう。自分でできることを実践するのは大きな節約に繋がります。一手間かかりますが、簡単なDIYで大きく節約することができます。
固定費の削減は継続的な努力が不要なので楽に効果が持続できます。電力自由化の恩恵を受けていない人は一考の価値があります。
Amazonなど格安で利用できるサービスをしっかり活用することも大きな節約に繋がります。涙ぐましい節約を毎日頑張るよりも圧倒的に効果的です。
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